山本山の魅力を、もっとたくさんの人に知ってほしい。
実は大学時代は飲食店でのバイトを避けていました。
飲食店が嫌いだったわけでなく、漠然とした「大変そう」というイメージがあったからです。
ですが、昔から食べることは大好き!
ご縁あって、地域おこし協力隊できた小千谷にはお米やお酒、野菜など、とにかくおいしいものがたくさんあります。
農業支援として活動していく中で、食にもっと興味がわき、「こんなにおいしいものがあるんだから、もっといろんな人に知ってもらいたい!食べてほしい!」と思うようになりました。
そして、どうしたら小千谷の魅力を伝えられるのだろうと考えるようになりました。
小千谷きて、もう一つ魅力だと感じたことが“人”です。
関わるみなさん良い方ばかりで、今もオープン準備にたくさんの方が支えてくださっています。
私は、カフェをオープンする山本山休憩所の隣にあるブルーベリー農園で、農作業のお手伝いをしています。
農作業をする中で、見晴らしも良く、気持ちの良い風が吹き抜ける山本山が好きになり、「こんないいところに休憩所があるのに、使われてないなんてもったいない!活用しなきゃ!」と思うように。
そして、地域おこし協力隊退任が迫る中で、改めて自分が今後どうしていきたいのかを考えるようになりました。
ご縁あって、小千谷の山本に地域おこし協力隊としてきたのだから、このご縁を大切にして、地域のために、小千谷のためになにかできたらいいなと考えていました。
そんなとき、ある人との出逢いがあって「山本山で地元野菜を使ったカフェがやりたい!」と思い、山本山山頂休憩所を利用してカフェをオープンするという目標に向けて動き出しました。
山本山は、冬季間は閉鎖になるし、山頂ということもあり、人が来ないかもしれないという不安もあります。
それでも、なにもやらずに後悔するよりはいい。
とりあえずやってみよう!やるだけやってみて、ダメだったらそれでいい、諦めがつく。
きっと、失敗したとしても、今後の人生においていい経験、そしてなにか得られるものがあるのではないかと。
この想いから、山本山でカフェをする決心がつきました。